朗読 芥川龍之介 年譜
年譜より抜粋。
抜粋の中略中には、相当数の作品名が、あったが、現在 朗読を終了しているものを、中心に、記載した。
尚 「年譜」には、記載されていないが、「ある阿呆の一生」に記載されている日付けを追記してある。
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明治二十五年(1892)
三月一日 (中略) 生まれる。
生後九カ月頃、実母フクが発狂し、その実家(中略)芥川家にひきとられる。(中略)
明治三十五年(1902) 十歳
十一月、実母フク死去。(中略)
大正二年(1913) 二十一歳
七月、第一高等学校を卒業。(中略)
九月 東京帝国大学英文科入学。
大正三年(1914) 二十二歳
(中略)
五月、処女作「老年」 (中略)
翌年 十一月「羅生門」を<帝国文学>に発表。
十二月 (中略) 漱石の「木曜会」に出席、門人となる。
大正五年(1916) 二十四歳
(中略)第四次<新思潮>を創刊。創刊号に「鼻」を発表し、漱石の賞賛を受ける。<新小説>五月号に再掲載され、文壇に第一歩をしるす。
七月 東京帝国大学英文科を卒業。(中略)
九月 「芋粥」を<新小説>に、十月「手巾」ハンケチを<中央公論>に発表。この二作で新進作家としての地位を確立する。
(中略)
大正六年(1917) 二十五歳
五月 第一短編集「羅生門」 (中略) 刊行
(中略)
大正七年 (1918) 二十六歳
二月二日 塚本文子 (中略) と結婚
(中略)
(中略)
大正八年(1919) 二十七歳
(中略)
三月 大阪毎日新聞社社員となる。(中略)
実父新原敏三が死去。
(中略)
大正十年 (1921) 二十九歳
(中略)
湯河原に湯治、散歩、読書、句作、と気ままに過ごすが、不眠は続き、睡眠薬を友人の医師に頼んでいる。(中略)
大正十二年 (1923) 三十一歳
中略
三月「 雛 」を<中央公論>に発表。
中略
約1カ月湯河原で湯治、 安眠できるまでになる。
中略
九月一日、昼寝中 関東大震災に遭う。
大正十三年(1924) 三十二歳
(中略)
七月 「桃太郎」をサンデー毎日に発表。
中略
十月頃から、神経衰弱などのため健康が萎える。
中略
大正十四年 (1925) 三十三歳
十一月 中略
健康はさらに悪化。「ぼんやり置火燵おきこたつ に当たれば、気違いになる前の心もちはかかるものかとさえ思う」と自ら記す。
大正十五年・昭和元年(1926) 三十四歳
中略
二月中旬まで、胃腸病、神経衰弱、不眠症の療養のため、湯河原に滞在。
(中略)
十月 「点鬼簿」を<改造>に発表。
昭和二年 (1927) 三十七歳
一月二日、田端に戻る。義兄西川豊宅全焼、放火の嫌疑を受けて西川は自殺。残された借金の後始末、整理に追われ、神経衰弱がさらに悪化。
中略
三月、「河童」を<改造>に発表 (中略)
六月、「 歯車 」を<大調和>に発表
年譜にないが、追記
「 或阿呆の一生 」に 六月二十日の日付記載あり。
七月 中略
二十四日未明、田端の自宅で睡眠薬 中略
致死量を服用して自殺。
枕頭には 中略 親戚の竹内氏宛の遺書と、遺稿「或旧友へ送る手記」があった。
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